〜夫婦で協力〜 父親育児基礎講座 シリーズは、
新生児〜生後4ヶ月頃を対象に「里帰りから戻ってきたママのために、自分も育児を頑張りたい!」「普段は仕事で忙しく育児の全体像がわかっていない」というパパのために、日々のルーティーンで行う育児をお伝えしていきます!
今回は「おむつ替え」を徹底解説します!
大王製紙株式会社にて、おむつ替え実態調査をした記事が出てきました。
大王製紙
「おむつ替え実態調査」
https://www.daio-paper.co.jp/news/「おむつ替え実態調査」/
記事によると、新米ママ・パパのおむつ替え実態は、「もっとやって欲しいママ」と「十分やっているつもりのパパ」の意識の差があったようです。
積極的にやってくれないという不満があると、どんどん夫婦間に亀裂が生じてしまいます。
また、うんち・おしっこ問わずやってほしいという意見もありますね。実際に、我が家でもうんちが出ると、
『かわいこ』が遊んでほしいって言ってるよ〜 とか ちょっとやることが汗っ と言いながら華麗な押し付け合いが始まります。(押し付け合いはじゃれ合いの一部で、結局は先に気づいたほうがやるのが暗黙の了解です笑)
この記事を読めば、おむつ替えの基本から、うんち処理のコツまでマスターできます。「手際よく替えられない」という苦手意識を克服すれば、自信を持って育児に参加できママとの連携もスムーズになるはず!
おむつ替えの頻度のとタイミング
新生児はほぼ一日中おむつが汚れている!
- うんち: 多いと1日に2回、便秘気味だと2~3日に1回と個人差があります。
- おしっこ: 新生児は少量のおしっこを何度もします。おむつ替えが終わった瞬間にまた…なんてことも日常茶飯事!男の子の場合、勃起しているように見える時はおしっこが出やすいサインのことも。よく観察しておしっこがでそうだったら「そっとじ」して少ししてから変えるなど工夫してみましょう。
おむつ替えの基本はミルクの前!泣いた時もチェック
- 基本はミルクの前: 1日中おむつが汚れていることから、少し割り切ってミルクのタイミングに合わせておむつも確認することをオススメします!特に新生児はたくさん寝ますが、ミルクの時間は起きるのでオムツ替えのチャンスです。ミルクをあげた後でもよいですが、おむつ替えで手こずるっていると、不機嫌になってしまうかも・・
- 泣いた時: 泣き声がおむつサインのことも。泣いたらまずはオムツを確認する習慣をつけましょう。

『ちち』は最初の頃は濡れていることに気づいたら替えていましたが、1ヶ月も経った頃には「まあ、またすぐするやろ!とりあえずおむつ軽くなって良かったやん!」とある程度放置するようになりました笑
お出かけの前はおむつチェック!少しでも替えておきましょう
1時間以上のお出かけの前はおむつを見るようにしましょう!ママが他の準備をしていてパパが準備完了!という状態であれば、言われる前におむつを見るようにしましょう!
おむつ替えの手順:うんちとおしっこで準備が変わる!
うんちの場合:危険物処理だとおもい、万全の準備で挑む
うんちに気づく3パターン
- 音と振動: 抱っこ中に感じる重低音と振動…これはリアルタイムで事件発生中!普段のおならとは音が湿っぽいです・・
- におい: おしっことは違う独特のにおい。これが一番気づきやすいサインです。
- 泣く: 泣いている時は、うんちが出てから時間が経っている可能性も。機嫌が悪くなり、おむつ替えのときの足バタバタ攻撃にも注意!
要注意! おしりの穴がひくひくしていた時は、まだうんちが出続けている可能性大!「追いうんち」に注意し、場合によってはおむつを2枚使う覚悟も必要です。便秘期間後は、わき漏れなどの大惨事を防ぐため、「追いうんち」の前に一度おむつを替え、「追いうんち」後に改めてきれいなおむつに替えるなどの2度替えも検討しても良いかもしれません。
用意するもの(うんちの場合)


- (オススメ!)防水シーツ:うんちの場合は処理に集中しており、隠れた敵(おしっこ)を見逃しがちです。おしっこが出ても良いようにおしりふきを被せておくことをオススメしますが、飛び散ったときに後処理がめんどくさくないよう、防水シーツを敷くことをオススメします!必須ではないです!
- 新しいおむつ:替えるおむつの下に敷きます
- うんちのおむつを入れる袋
- おしりふき:数枚出しておく
- (必要な場合)薬やワセリン:おしりの穴が腫れているときは、ワセリンや病院で処方された塗り薬を塗りましょう
- (お好みで)ニトリル手袋:邪道かもしれませんが、やっぱりうんちはいやだ・・ うんちをしている『かわいこ』はかわいいのに・・ ニトリル手袋をつけているとガシガシ作業できます!




手順
- 防水シーツを敷き、お尻の下(履いてるおむつ)と防水シーツの間に新しいおむつをセット。
- おしりふき、袋など、必要なものを手の届く範囲に準備。
- うんちの状況を確認し、おしりふきで拭き取る。おしりふきに色がつかなければOKです。
ゴシゴシ拭かないように注意です!また、うんちがついたおしりふきでおしっこの穴を拭かないように。 - 新しいおむつをつけますが、ギャザー(中の薄い布のかべ)を立てて足のつけ根にフィットさせ、おむつが中に巻き込まれていないか確認!
- 使用済みおむつは袋に入れてしっかり口を縛る。
おしりふきの使う量が多いと怒られるのは少し悲しくなってしまいますよね。ちなみに、我が家はおしりふきは薄いタイプを惜しみなく使うタイプです。10〜12枚くらい!
厚いタイプを10枚単位で使うと怒られると思います。これは使いすぎかも。笑
もしこの理由で怒られるようならこんな記事も見せながらママとお話することをオススメします。
ゆるいうんちを拭くときは15〜20枚使う人もいるようです!
アカチャンホンポ
おむつ替えに欠かせない「おしりふき」、1日何枚使う?使用タイプは?
https://www.akachan.jp/ah_labo/questionnaire/230922/#:~:text=おしりふきの使用方法「1,ことがわかりました%E3%80%82
おしっこの場合:スピーディーに処理!息を吐くように替えましょう。
用意するもの(おしっこの場合)
- 新しいおむつ
- おしりふき
手順
- お尻の下に新しいおむつを敷く。
- おしりふきで軽くふく。
- 古いおむつを外し、新しいおむつを素早く装着。(ギャザーなどはうんちと同様!)
おむつの後処理:消臭袋を活用!
使用済みおむつは、消臭袋に入れて捨てると、におい漏れを防げますが、消臭袋もきちんとしたものを用意すると経済的な負担に・・ 代替グッズについては別記事で解説しますのでお楽しみに!
まとめ:おむつ替えはコミュニケーションのチャンス!
おむつ替えは、赤ちゃんの不快な気持ちを取り除く重要な任務であるとともに、赤ちゃんの肌に触れられる大切なスキンシップの時間。積極的に参加して、パパとしての自信をつけましょう!
ママとの情報共有や相談も忘れずに。二人で協力して、育児を楽しんでいきましょう!