こんにちは、『ちち』です。今回は、我が家の育児を劇的に変えた時短家電、食器洗い乾燥機(食洗機)について熱く語りたいと思います。
「食洗機なんて贅沢品」…そう思っていた時期が、私にもありました。しかし、それは大きな間違いでした。『かわいこ』が生まれてからの怒涛の日々、そしてまさかの手荒れ…。「もう限界!」となった時、食洗機はまさに救世主のように現れたのです。
今はビルトイン型の家庭も増えてきているとは思いますが、我が家はそんな素敵な備え付け家電はなく⋯
『ちち』を襲った手荒れと絶望…食洗機購入を決意した理由
『かわいこ』が生まれるまで、手荒れとは無縁の人生でした。しかし、育児が始まると状況は一変。哺乳瓶の洗浄、頻繁な手洗い、沐浴…水仕事の連続で、みるみるうちに手がボロボロに。まるでテレビCMで見るような、痛々しい手荒れになってしまったのです。
さらに、育児に時間を取られ、家事をする時間も体力も激減。ヘトヘトになりながら作った料理、その後に待っているのは大量の洗い物…。この絶望感、経験した人にしか分からないでしょう。例えるなら、ハーフマラソンを走り終えた後に、3000m障害を走らされるような…そんな感じです。
そこで、以前から気になっていた食洗機を導入することを決意。ロボット掃除機同様、まずはレンタルで試してみることにしました。
Panasonic食洗機を徹底レビュー!NP-TA5とNP-TZ500を比較
食洗機市場はPanasonicの一強状態?
食洗機市場を調べてみると、ほぼPanasonicがシェアを独占している状況です。20年前、実家にあった食洗機は他メーカーだった記憶がありますが、ビルトイン食洗機の普及などもあり、据え置き型食洗機の需要は減少したのでしょうか。結果、Panasonicの一強状態になったようです。
我が家では、Panasonicの直結式4人用モデル「NP-TA5」をレンタル。最終的には、最上位機種の「NP-TZ500」を購入しました。


直結式とタンク式、選ぶべきは?
ここで、食洗機の「直結式」と「タンク式」について解説します。結論から言うと、設置可能であれば、断然直結式がおすすめです。
- 直結式:水道と直接つなぐタイプ。給水の手間がなく、連続使用も可能。
- タンク式:本体に水をためて使うタイプ。設置場所の自由度は高いが、給水の手間がかかる。
タンク式は、加湿器の水を補充するような、地味に面倒な作業が発生します。賃貸でも、多くの場合、水道の分岐は可能です。YouTubeなどでも、女性が一人で分岐水栓を取り付けている動画がたくさんありますので、参考にしてみてください。
容量は?4人家族ならフルサイズがおすすめ
次に、食洗機の容量について。赤ちゃんがいる家庭なら、迷わずフルサイズ(4人用、食器点数36〜40点)を選びましょう。
フルサイズなら、食事に使った食器だけでなく、調理器具もまとめて洗えます。将来、子供が大きくなっても安心です。Panasonicの公式サイトでは26cmのフライパンまで対応とありますが、我が家では28cmの深型中華鍋も入りました!
スリムタイプだと、調理器具が入らない可能性があるので、少しもったいないかもしれません。
Panasonic
レギュラータイプ食洗機の収納力
https://panasonic.jp/dish/feature/REGULAR/set.html

※商品リンクはフッ素加工品。『ちち』が使用しているのはフッ素加工なしのステンレスタイプです。
別記事にしますが、取っ手が取れて、スタイリッシュで(ステンレスタイプは)フッ素の劣化を気にしなくてよく、一生モノで大変気に入っています。
NP-TA5とNP-TZ500、価格差3万円の価値はある?
『ちち』がレンタルしたPanasonicの「NP-TA5」(ベーシックモデル)と、購入した「NP-TZ500」(最上位機種)。価格差は約3万円ですが、時短効果や家事の負担軽減効果はどちらも優秀です。どちらも変わらないと思います。
ではなんで3万円多く出して最上位機種を選んだのか?
「NP-TZ500」の注目機能は、
- 「おまかせ」コース:汚れ具合を自動で判断し、最適な洗い方を設定してくれる。
- 自動洗剤投入:洗剤を自動で計量・投入してくれる。
- エコナビ:室温や水温を検知し、省エネ運転をしてくれる。
これらの機能は、日々のルーティンを減らし、より「楽」を追求したい人には魅力的です。
自動洗剤投入は、地味に優秀な機能。「洗剤入れた?」という夫婦間の確認も不要になり、洗浄力の強めの洗剤で手が荒れたりキッチンが汚れることもありません。
(詰め替え用洗剤のパックで購入していたので、適切な投入量がわからないまま、『はは』は規定量の3倍くらい入れていて笑いました!こんなこともなくなります。)
エコナビは、電気代の節約にも貢献。そもそも、手洗いよりも水の量も給湯のお金も節約できる食洗機。よりエコになることで長い目で見れば、元が取れる可能性もあります。
食洗機は10年選手になりうる家電。1年あたり3000円程度の負担で最上位機種が使えるなら、これらのポイントを鑑みて『ちち』はアリだと判断しました。
AQUAのADW-L4-Wも検討…Panasonicとの違いは?
『ちち』が購入を検討したもう一つの機種が、AQUAの「ADW-L4-W」です。
この機種の魅力は、
- 上からのシャワー:洗い残しを減らす効果が期待できる。
- 公式に29cmのフライパンが入る:大きいフライパンなどを持っている家庭は安心ですね。
- 自動ドアオープン機能:乾燥終了後、自動でドアが開き、庫内の蒸気を排出してくれる。
我が家はレンティオで使っていた期間、食洗機は以外にも乾燥機能を使わないことに気づきました。在宅の状態であれば、終了後にドアを開ければよいだけ。電気代も節約できます。
一方で、終了後すぐに扉を開けないと、庫内に湿気がこもりがちです。AQUAの自動ドアオープン機能は、この問題を解決してくれる素晴らしい機能であり、電気代の安い夜中に予約機能で動かし、そのままドアオープンで乾燥などもできるようです。
しかし、我が家では、ドアの開き方がネックとなり、AQUAは見送りました。
Panasonicはドア開放時の奥行きで579mm、AQUAはドア開放時で717mm。
置き場所の候補が2つあるのですが、片方は蛇口に干渉して開けられなくなってしまいます。将来的な設置位置の変更も見越して断念しました。
Panasonic食洗機の購入方法…割引がない!?
Panasonicの食洗機は、割引が一切ないのがトレンド。店舗ではポイントもつかず、家電量販店独自の割引も適用外の場合が多いです。(Panasonic製品は食洗機に限らずこの方法にすることが多いようですね)
商品の価値を落とさないというメーカーの意図は理解できますが、一強状態のカテゴリでこれをやられると、、少しモヤモヤしてしまいます…。
となると、どこで買っても値段は同じ。わざわざ店舗で買う必要はありません。ネット通販で、水栓のアタッチメントと合わせて購入するのがおすすめです。
ちなみに、ベーシックモデルと最上位機種の間の機種もありますのでご参考にしてください!

レンタル品は白、購入品はシルバーにしました。キッチンの天端がシルバーであれば、シルバーのほうがしっくりきました。ご参考に!笑






水栓の型番は、Panasonicのホームページで必ず確認してください! 型番を少し間違えるだけで、全く違うアタッチメントになってしまうので、注意が必要です。
Panasonic 分岐水栓ガイド
https://sumai.panasonic.jp/dishwasher/bunki
【卓上型】水栓に適合する食洗機用分岐水栓の調べ方は
https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/26679/~/【卓上型】水栓に適合する食洗機用分岐水栓の調べ方は
まとめ:食洗機は育児の強い味方!
食洗機は、育児中の家庭にとって、間違いなく「買ってよかった」と思える時短家電です。
手荒れ、時間不足、体力不足…これらの悩みを、食洗機が一気に解決してくれます。まるで、暗闇の中に差し込む一筋の光…いや、砂漠で見つけたオアシス…いや、宝くじで1等が当たったような…(例えが多すぎますね)。
ぜひ、食洗機を導入して、育児を「ワンチーム」で乗り越えましょう!